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2012年8月 3日 (金)

OUZO(ウゾ)@グレッグガゼリアン

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今日は西川沿いのバー「グレッグガゼリアン」にて。

久しぶりにギリシャのお酒「OUZO(ウゾ)」をいただきました。

インターネットで、蘊蓄を調べてみたところ

ウーゾは、生産・消費ともに、そのほとんどがギリシアとキプロス国内で行われる。ウーゾの原型はツィプロ(Τσίπουρο)やラキア (rakia) という蒸留酒で、東ローマ帝国ですでに製造されていた。14世紀にアトス山でツィプロを蒸留していた修道士がアニスの香りをつけたツィプロを作り出し、これがウーゾとなったという。

19世紀にギリシアが独立して以来、ウーゾの蒸留はレスボス島を中心に広く行われるようになった。レスボス島はウーゾの発祥の地ともいわれており、今日でも主要な生産地である。1932年にウーゾの生産者は銅製の蒸留器を使う蒸留法を編み出し、これが現在では標準的な生産方法となっている。よって1997年現在においては、ウーゾが蒸留法によって作られるリキュールだと説明されている。

ウーゾは潰したブドウやレーズンを原料としたアルコール度数の高い蒸留酒を使用して作られる。このため、ウーゾはグレープ・ブランデーをベースとしたリキュールであると説明される。ウーゾの特有の香りはアニス(あるいはスターアニス)をはじめとする様々な材料を加えるために生じ、場合によってはコリアンダー、クローブ、アンゼリカ、スペインカンゾウ、ミント、冬緑油(シラタマノキ属ウィンターグリーンの精油)、ウイキョウ、ハシバミ、シナモン、ライムの花といったハーブやベリー類も加えられる。配合は生産者によって異なる。これらの材料は、原料の酒と一緒に熱した銅製の蒸留器で蒸留される。これが数ヶ月間貯蔵され、その後、アルコール度数約40%程度まで水で希釈される。ウーゾは北に行くほど辛口で、ギリシア南部では砂糖を加えて甘くする。

ウーゾは食前酒として飲用される。ギリシアには、ウーゾとメゼデス(軽食、おつまみ)を供するウーゼリー(ouzerie)というカフェが多く存在する。夕方にウーゼリーに寄り、メゼデスをつまみながらゆっくりウーゾを飲むのが習慣である。ウーゾは水で割ったり、氷を入れてもよい。(なお、水割りにした場合、ウーゾは白濁する。)つまみをとらずにウーゾだけ飲む飲み方は好まれない。

グレッグガゼリアン
岡山県岡山市北区幸町5-12 パークサイド幸町2F
TEL:086-225-9636
営業時間:PM7:00~AM3:00 定休日:日曜日
http://www.greg-guzelian.com/

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