BOWMORE ボウモアその2
ウィスキーの作り方を簡単に説明すると、麦を水に浸漬し、熱を加えながら発芽させ、理想的な発芽状態にします。これが麦芽です。この麦芽を粉砕し、温水を加え、芽のなかに生成した糖化酵素の働きによって、麦芽中のデンプンが糖分に変化します。これがマッシュであり、濾過した液が麦汁(麦ジュース)です。
次にその麦汁に酵母を加えると、アルコール発酵がはじまります。この時点では、何となくビールに似ています(アルコール度数7-8%)。このビールを樽で熟成させて作ったのが、モルトウイスキーです。
これらの写真は、ボウモア社にて、自社で麦芽を調整し、ピート(泥炭)を使って、麦芽を発芽させている工程です。原料を準備している工程です。このピート(泥炭)が独特の香りやすもーキーさを出していると言われ、アイラ島にはアイラ島のピート(泥炭)の個性があります。最後の写真は、そのピート(泥炭)を掘り起こしている写真です。実はこの工程、非常に重労働で危険な作業なので今は機械化されていますが、今回は特別に昔ながらの手作業で掘って見せてもらいました。
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